20.2 タンヤオ牌の逆切り /

タンヤオ牌の逆切りからトイトイ狙いが読めます。

トイトイを狙う場合に、一つの特徴として現れるのはタンヤオの逆切りです。逆切りというのは、数字の外側の牌が中側の牌よりも後から手出しされるというものです。

2m 3z 8s 8p 6p 5z

タンヤオ、ピンフ形をやっているとき、あるいはピンフ手をやっているときには86と切ります。なぜならば、5が来ればリャンメン形の候補が増えるので、68とはなかなか切りません。ところが、トイツ系の手を狙っているときには、8が重なってもいいと思いながら6を先に切る心理があります。

9m 4z 4s 6p 2s 8p

9m 4z までは普通ですけれども、 4s 6p 2s 8p と中のほうを先に切って、外側のほうを後から切っています。シュンツの手をやっていない、トイトイかもしれないと思いながら、この人が役牌か何かをポンしたらトイトイを警戒するということがとても重要になってきます。