1.3 ドラ隣の早出 /

ドラの隣の牌が河に出てきたら要注意です。パターンによっては、相手の手が早く進んでいるかもしれません。

ドラの隣の牌に注目して、相手の手の早さを読むという考え方があります。5、6巡目までにドラの隣の牌、特に3から7までの牌を処理できるということは、手が整っているということです。ドラの隣の牌の後に出てくるタンヤオ牌が違う色であれば、さらに早さの信用度は増します。

以下の例は、ドラが 4m の場合のものです。

9p 7z 1s 3m 6p

ドラ表示牌を切れるということは、ドラ回りが安定しているということです。そして、違う色のタンヤオ牌が出ています。

3z 9s 1p 5m 4s

序盤は穏やかですが、ドラの隣が出て、違う色のタンヤオ牌が出ています。これは早いパターンです。

6p 4s 5m 3p 3m

これは危なくありません。ドラの隣は出ていますが、全部タンヤオ牌です。これは例外で、ドラの隣がいくら早く出ていようが、マークする必要はありません。