21.5 ドラ色愚形ターツの早い処理 /

ドラ色の愚形ターツを早めに切ってきたら、早めのリーチを警戒しましょう。

ドラの色というのはみんな使いたがりますから、和了を考えたときに、愚形がドラの色の場合にはなるべく早めに外したいと考えるのが筋としては通っています。手牌がさほど進行していない場合には、ドラの色の愚形でも、そこが埋まるかもしれないという期待も込めて、なかなか外してきません。しかし、逆に、そのドラ色の愚形をさっさと外してくる捨て牌は、リーチがかかりやすくなっているのではないかという逆読みが成立するわけです。

2z 3z 2p 9m 7m 5z

ドラは 4m です。 2z 3z 2p は普通です。 9m 7m と悪くない 8m のカンチャンを外してくるというのは、手牌全体が充実しているという証拠です。

9p 1p 7z 8s 6m 8m

6m 8m と切っていますから、ソウズかピンズのおいしいところでリーチがかかってもおかしくないです。早いリーチがかかるという予感を持って、安全牌を少し確保しながら打っていくというのが大事です。