15.5 リーチ表示牌の筋に注意 /

リーチ表示牌の筋から三色手の待ちが読めます。

三色系の河を形成している人のリーチは、リーチ表示牌の筋で待っていることも多いので注意が必要です。三色の手というのはシュンツ系の手なので、ピンフのテンパイをねらって、三色ではない側のカンチャンが埋まっても、リーチをかけようという形で持っていることが多いです。三色になったなら三色の側のカンチャンでリーチをかけようという踏み切り方をしますから、リーチ表示牌の筋、三色系の河になっているときには要注意です。

6z 2z 5p 6s 2m 3z

9p 5m

河に5と6が目立ちますので三色をねらっていると考えます。 9p が手から出てきたとします。 5p を切った後に 9p を切っているということは、7・8・9の形ができているケースも多いわけです。そうなると、 5m を切ってリーチに来たということは、 9p をヒントにすれば、7・8・9の三色、カン 8m になっている可能性があります。

1z 4z 6s 5m 7z 2m

3s 6p

5と6が目立つ河で、 2m3s が手から出てきて、最後に 6p を切ってリーチだとしましょう。2・3・4の三色で 2p 4p 6p と持っていて、テンパイが入って 6p を切ってリーチというケースも十分考えられます。5と6が多い河は三色をねらっているケースが多いので、リーチ表示牌の筋は切らないと考えることもとても大事な三色の読み方です。