18.9 場に安い色の後出し /

場に安い色の後出しから七対子ねらいが読めます。

七対子をねらっていく場合に、場に安い色を利用しながらその色を重ねていく傾向があります。

1p 8p 5s 8s 3z 6m

1s

マンズが場に安いです。 1s より先に 6m を切ったということで、マンズの一色系の手は否定されたとした場合、なぜ 6m を切ってきたのかと考えれば、場に安いマンズを残していた七対子の可能性があります。

9s 2s 6p 4p 4z 1p

4m

4p を切っているのに後から 1p を切り、場に安い色の 4m を手から出してきました。マンズの一色ではなくて、 4z 1p が手から出てきたところから見ると、場に安い 4m の重なりを期待していたという読みを働かせることができます。