28.3 字牌の遅出 /
字牌を遅めに切ってきた人は、仕掛けてきます。
役牌をトイツで抱えている人というのは、字牌が重なれば動きやすい、仕掛けていった後でも安全牌に困ることはないとか、いろいろな判断が働いて、字牌を残したくなります。それが捨て牌に表れますので、字牌の出が遅い捨て牌の人はポンしてくると考えられます。
5巡目にようやく字牌が出てきました。字牌の遅出によって、この人はほかの字牌をポンしてくる可能性があると思ってください。
はこの人の風牌ではありませんが、6巡目まで残したということは、何か字牌を2枚抱えている可能性があります。そうなると、この人はポン、チーしてくる可能性が高いと読めます。これが、仕掛けが生まれるかどうかを考えるポイントです。